目黒貴子のアツアツ交遊録

〈114〉私の大好きな一頭でもあるステイゴールドが縁を結んだお話(1)

公開日:2025年7月30日 14:00 更新日:2025年7月30日 19:45

 以前、このコーナーに登場いただいた山田裕史さんは医師でありながら、イクイノックスなどGⅠを制してきた馬の出資者のおひとりとして紹介させていただきました。

 ドバイシーマクラシックや天皇賞・秋の祝勝会などお声かけいただき、そこで同じイクイノックスをお持ちの方々とも交流を持つことができ、充実の時間を過ごすことができました。

 さらに例えばエリザベス女王杯を逃げ切り勝ちし、波乱を演出したクイーンスプマンテに出資したみなさんもまた横のつながりができており、よくその会にも顔を出させてもらったことがあります。共通するのは海外遠征が決まり、その出資者向けにクラブが応援ツアーを企画し、それをきっかけに仲良くなったという経緯です。

 今回のケースは少々違います。ご紹介するのは私の大好きな一頭でもあるステイゴールドが縁を結ぶお話です。

 川上崇さん。今年3月頃にこちらに登場いただいた大井の調教師、松浦調教師と私をつないでくれたのはこの方です。

 香港国際カップデー、場内でばったり会ったのは川上さん。写真はその時に撮ってもらったものです。その時に松浦調教師と一緒だったようで、連絡先を教えていただいたのが川上さんです。

 もともと元ラジオNIKKEIアナウンサーの宇野和男さん主催の会で知り合いました。以降、なぜか川崎競馬場の検量室前でバッタリ会ったり、いろんな食事会でご一緒させていただいています。この川上さんを軸としてさまざまな方と交流を持つことができました。

 今回はそのグループのひとつをご紹介したいと思います。

 今回の登場人物は4名。川上崇さん、田邊智子さん、高木幸治さん、そして関谷善徳さん。2001年の香港ヴァーズに出走するステイゴールドの応援のため、沙田(シャティン)競馬場を訪れました。

 それぞれが1人だけで競馬観戦。いよいよステイゴールドの出走です。そのパドックでは少々入れ込むステイゴールド。「あれ? テンション上がってるけど大丈夫かな」。そう心配していたら、近くにいた日本のファンがこんなふうに話していたのを聞いてホッとします。
(続きは8月6日に更新)

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