【朝日杯フューチュリティS】リアライズシリウス休み明けV
公開日:2025年12月16日 14:00 更新日:2025年12月16日 14:00
手塚厩舎がまたまた
リアライズシリウスに注目だ。
フィエールマン、ソールオリエンス、マスカレードボール。手塚厩舎から生まれたGⅠウイナー3頭の共通点がお分かりだろうか。答えは久々で美酒を味わったこと。
春2冠に縁のなかったフィエールマンは夏のラジオNIKKEI賞②着から菊花賞に挑み、秋には大輪の花を咲かせた。4歳時にはアメリカJCC②着から春の天皇賞を制すると、5歳時にも前年の有馬記念④着以来で連覇を果たしている。
ソールオリエンスは年明けの京成杯で初タイトルを獲得し、ぶっつけで皐月賞へ。後方待機策から直線では強烈な末脚を繰り出して、デビュー3連勝を決めた。
そして、今年のマスカレードボール。春2冠は皐月賞③着、ダービー②着と涙をのんだが、ひと夏を越して、秋初戦の天皇賞では古馬の一線級に交じって勝利。
手塚厩舎はこれまでGⅠで10勝を挙げている。そのうち半分の5勝が3カ月以上の休み明けだから、大舞台のテッポウVはお手のもの。
リアライズは6月の新馬戦で7馬身差で逃げ切ると、8月の新潟2歳Sに参戦。スタートは良くなかったが、スッと2番手に上げていき、直線では4馬身差突き放した。
その後は放牧に出されて、ここを目標に。先週は津村が手綱を取り、ウッドの併せ馬で6F81秒8―37秒1、1F11秒7をマークしている。
鞍上は「ちょっと重苦しかったけど、馬場の影響かな。11秒台なら及第点でしょう。息遣いはいい時と比べると若干重くても、このひと追いで良くなると思います。テンションが上がってないのはいいですね」と。
果たして、どんな走りを見せるだろうか。

























