高木厩舎の2重賞に注目

公開日:2025年3月18日 14:00 更新日:2025年3月18日 14:00

 美浦・高木厩舎といえば、今や日本を代表する“ダート王国”だ。

 かつては最優秀ダートホースに輝いたサウンドトゥルー(チャンピオンズC、東京大賞典、JBCクラシック勝ち)、JBCレディスクラシック連覇を含め重賞7勝の女王ホワイトフーガ。近年ならドバイワールドCで大金星を挙げたウシュバテソーロ、JBCクラシックを制したウィルソンテソーロといった多くの活躍馬がいる。

 しかし、意外(?)にも高木厩舎の重賞初勝利は芝。2014年の毎日杯=マイネルフロストである。GⅠ初制覇も同年でスプリンターズS=スノードラゴン。決してダートに偏りすぎているわけではない。昨年はワープスピードで豪GⅠメルボルンCに挑戦して鼻差②着と、歴史的勝利まであと一歩のところに迫った。そんな高木厩舎が今週はメインで主役を張る。阪神大賞典に前記ワープスピード、土曜中京のファルコンSにもニタモノドウシを送り込み、重賞ジャックを目指す。

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