本命はフォーエバーヤング。まだ国内では負け知らず。ここもノンストップで通過する。
確かに古馬も歴戦の強者だが、フォーエバーヤングの実績はそれらをはるかにしのぐ。
今春は中東に遠征してサウジダービー、UAEダービーを連勝。まだ、サウジダービーが今年で5回目とはいえ、この両レースを制したのは史上初である。
そしてさらに米国に渡り、ケンタッキーダービーの大舞台へ。惜しくも③着に敗れたが、見せ場どころか、“勝つか”のシーンを初めてつくった実績、功績は称賛するべきものだ。
秋にはステップレースとして使ったジャパンダートクラシックを勝利して、3歳3冠の最終戦をモノに。さらにBCクラシックで③着。アメリカの頂点にこそ立てなかったものの、来年はさらなる飛躍が期待できる。
BCクラシックで①②着のシエラレオーネ、フィアースネスはともに来年も現役を続行。リベンジを果たすためにも、国内では負けていられないだろう。ここは相手探しに徹したい。
ウシュバテソーロはすでに7歳シーズンの終わりで、ウィルソンテソーロは目いっぱいの戦いを2戦したあとで、さすがに上がり目を見込みにくい現状。
有馬記念を3歳馬が①③着したこともあり、東京大賞典でも再現を狙って本線はラムジェットでいく。JDクラシックでは1秒4も離されたが、間に挟む予定だったチャンピオンズCを挫跖で回避。ローテーションに余裕ができた。
先週はCウッドでラスト2F22秒9を出し、今週水曜にも6F80秒4―36秒6の好調教。これでフォーエバーヤングとの差が詰まれば、②着の可能性も高まってくる。
東京大賞典馬柱