【日刊ゲンダイ賞ブルーバードC】JRA勢独占も勝ったのは牝馬アンモシエラ
公開日:2024年1月18日 14:00 更新日:2024年1月18日 14:00
「寒い中、熱いレースをしてくれた」とは坂井。17日(水)に船橋競馬場で行われた今年最初のダートグレード競走は、新設されたダート3冠ロードの第1章になる日刊ゲンダイ賞・ブルーバードC(JpnⅢ)。ゴール前は3頭出走のJRA勢が激しく競り合い、最後は外から伸びた2番人気の牝馬アンモシエラが①着。逃げた4番人気エコロガイアがギリギリまで粘って首差②着。1番人気バロンドールが鼻差③着という大激戦だった。
3頭のタイムはともに千八1分55秒9。
勝ったアンモシエラは輸送で12キロ減だったが、それでも勝ち切った根性は凄い。また、坂井が言ったように「牝馬で男馬相手に勝つのは大変なこと」。JRA馬には羽田盃への優先出走権は与えられないが、牝馬となれば羽田盃、東京ダービーの路線のほかに、関東オークスという選択肢もある。陣営のこの先のレース選択も興味深い。
次のダート3冠路線の重賞は2月14日(水)、大井競馬場の千八で行われる雲取賞(JpnⅢ)。再びJRA勢が上位を占めるか、それとも地方馬が頑張りを見せるか。楽しみなレースである。