【新潟2歳S】リアライズシリウス初重賞取り
公開日:2025年8月19日 14:00 更新日:2025年8月19日 14:00
デビュー戦で7馬身差V
リアライズシリウスに注目。
6月の東京千六でデビュー。5枠5番からテンに少し押してハナに立った。そのまま軽快に飛ばして4角を回り、直線を向いて後続が追い出しても、こちらは余裕綽々。残り2Fを過ぎて追い出すと、グングン伸びて2、3、4馬身と引き離していく。最後は流して7馬身差の圧勝劇だ。
ラスト2F11秒4―11秒7は優秀なもの。これがまだまだ詰まるのは間違いない。
手塚師は「初戦は超スローってわけではなかったけど、押し切り勝ち。いい内容だったね。2戦目である程度、ペースが上がる競馬でも、ついていけるだろう」と話す。
レース後は放牧に出されて、ここを目標に仕上げられてきた。帰厩後はコース、坂路を併用し、すこぶる順調に乗り込まれている。
「今回は逃げるような競馬じゃないのを想像している。初めての展開になった時がどうかだが、その分、攻め馬では後ろからとかやっている」
ウッドでの1週前追い切りもそのパターンだった。古馬の2、3勝クラスを先行させての3頭併せ。6F82秒9―37秒4、1F11秒4で最先着を果たした。
久しぶりに手綱を取った津村は「新馬を使う時よりも反応は良くなっていましたよ。ある程度、長くいい脚を使うタイプだと思います」と。
父は新種牡馬のポエティックフレア。アイルランド産で欧州のマイルGⅠで2勝を挙げた。日本での初勝利を飾った産駒がマイル重賞でどんな走りを見せるだろうか。