【小倉記念】昨年の覇者マリアエレーナが中心も荒れるハンデ重賞で混戦メンバー
公開日:2023年8月7日 14:00 更新日:2023年8月7日 14:00
西では今週から夏の小倉開催がスタート。日曜メインは「サマー2000シリーズ」の第3戦GⅢ小倉記念だ。荒れるハンデ戦としても有名で、昨年は馬単は1万3320円。3年前には3連単137万4190円のビッグ配当が飛び出している。
今年も混戦メンバーになりそうだが、ひとまず中心となるのは昨年の覇者マリアエレーナだ。
レース史上最大となる5馬身差の圧勝。その後は勝ち星こそないが、GⅠ大阪杯で0秒5差の⑤着、前走の鳴尾記念でも0秒2差⑤着と、一線級相手に互角の競馬をしている。勝てば04、05年のメイショウカイドウ以来の連覇となる。
鳴尾記念で④着とマリアに先着したのがワンダフルタウン。21年の青葉賞勝ち以降は低迷が続いていたが、ようやく復調のきっかけを掴んだか。もともと重賞2勝の実績馬。ここで完全復活といきたい。
エヒトは連覇を目指した七夕賞が⑧着。海外帰りで調整の難しさもあったかもしれない。先週の坂路では4F51秒6の好時計をマークしており、巻き返しを狙う。
さらには七夕賞②着のククナに、一昨年の勝ち馬モズナガレボシ。前2戦のダートから芝に戻るカテドラルも小倉の芝重賞で②着3回。侮れない存在だ。