【天皇賞・春】目の上のタンコブ!? アフリカンゴールドの西園師が「タイトルホルダーの前を走りたい」の逃げ宣言!(ネットオリジナル)

公開日:2023年4月26日 14:00 更新日:2023年4月26日 14:00

 今年の天皇賞は、まずハナ争いが注目となりそうだ。

「ベストはハナ。押してハナで自分の競馬をするだけ。タイトルホルダーはいますが、その前を走りたい」
 こう怪気炎を上げて堂々の逃げ宣言をしたのはアフリカンゴールドの西園師だ。

「前走の阪神大賞典、菊花賞でも三千㍍は走っている。1Fは問題ない。ハナで自分のペースでどこまで粘れるか。最初の1Fでポンと行きたいね。上手にペース配分できれば結果を出せているから」

 前走の阪神大賞典が逃げて④着。8歳春ながら7歳で制した京都記念の逃げ切りを彷彿とさせる走りをみせた。

「兄(アフリカンストーリー)は7歳でドバイワールドC(14年)を制してる。アフリカンゴールドも8歳と年齢は重ねたけど、走り回り、蹴るし、立つしと私も見習いたいくらいに元気いっぱい(笑)。2週前がCウッドで79秒台。なかなか、80秒を切れなかったのに、しっかりと動けて、1週前は1F11秒台(11秒9)。最終追いもしっかりと追って12秒0.ホント、思い通りの仕上がりですよ」
 天皇賞・春が行われる芝三千二百㍍の外回りコースは、3角にある4㍍の坂を2度越す。「ゆったり上り、ゆったり下る」が定石だ。ここでハナ争いをすれば、オーバーペースを生む。

 いずれにしても、タイトルホルダーには目の上のタンコブになろう。3年ぶりとなる淀での天皇賞は1周目の坂越えから注目だ。

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