木津突撃馬券

【函館本紙・木津の日曜函館11R】

公開日:2020年7月4日 17:00 更新日:2020年7月4日 17:00

一昨年の日高特別を快勝

 本命は北海道でこそのカリビアンゴールド。函館は〈0310〉、札幌も〈1011〉と、北海道では堅実そのものだ。

 陣営も当然それを見越してここに目標を設定。6月14日に牧場から直接入厩させて、順調に調整を進めてきた。

 今週の追い切りでも気合をつけるとグッと重心を沈めてもうひ…

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木津信之

木津信之

「ベガはベガでもホクトベガ!」
 93年エリザベス女王杯でホクトベガが①着でゴールに飛び込んだ瞬間の実況です。当時、浪人生でフラフラしていた自分にとっては衝撃的であり、今でも予想の根底に根付いています。
 ベガはバリバリの良血馬で鞍上が武豊。牝馬3冠にリーチをかけていました。対して、ホクトベガは父がダート血統でベテランの加藤和を配したいぶし銀のコンビ。春2冠でベガに大きく後塵を拝したホクトベガに勝ち目はなさそうでしたが、見事にリベンジ。この“逆転劇”こそが競馬の醍醐味ではないでしょうか。
 かつて作家の寺山修司氏は「競馬が人生の比喩なのではない、人生が競馬の比喩なのである」と評したそう。馬も人も生きている間はいつかの大逆転を狙っています。雑草でもエリートを超えるチャンスはあるはずと、きょうもトレセンを奔走しています。

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