【北九州記念】友道厩舎がまたまた重賞取り

公開日:2025年7月1日 14:00 更新日:2025年7月1日 14:00

過去2年を上回るペース

 16年マカヒキ、18年ワグネリアン、22年ドウデュースと現役トップのダービー3勝の金字塔。友道厩舎といえば、重賞ウイナーの宝庫だ。

 02年に開業して、05年にワンモアチャッターの朝日チャレンジCで初重賞勝ち。それからは10年を除いて毎年タイトルを積み重ね、先週までに76勝となった。

 ここ3年を見ると、一昨年はドウデュースの有馬記念など年間7勝で、それまで最多の6勝(16、21年)を上回った。さらに、昨年はドウデュースの天皇賞・秋、ジャパンC、ジャスティンミラノの皐月賞など8勝でキャリアハイに。

 そして、今年も凄い。ヨーホーレイクの京都記念から始まり、カムニャックのフローラS、ショウヘイの京都新聞杯、カムニャックのオークス、アドマイヤテラの目黒記念と前半戦だけで早くも5勝を挙げている。ここ2年の5勝目はともに秋競馬だった。さらに更新する可能性も大きい。

 また、勝てば千二では初めてとなる。距離別では21勝の二千がトップで15勝の千六、11勝の千八、9勝の二千四百と続いている。一方、短距離は千二どころか千四でも白星を挙げていない。もっとも千二を使ったのは5回だけ。

 初めてといえば、小倉もそう。28勝の東京、16勝の阪神、10勝の京都に対して、小倉は②着が3回、③着が1回まで。ここで決めれば、あとは函館を残すだけで、JRA全10場制覇にリーチがかかる。

 果たして、結果は――。

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