【北九州記念】キタノエクスプレスGⅢなら主役
公開日:2025年7月2日 14:00 更新日:2025年7月2日 14:00
とにかく目立つ俊敏さ
高松宮記念は⑮着に終わったが、前走のオープン特別の鞍馬Sでは②着と即、巻き返し。その後はいつものパターンで短期放牧を挟んで調整されてきた。
1週前の坂路ではラスト1F11秒6と楽に動いて、とにかく俊敏さが目立っていた。
今週も同様だ。全体時計は4F54秒7でも、ラスト2Fは24秒3、そして1Fは11秒7を軽々とマーク。推進力十分で、スピード感満点だった。
ムダ肉もなく、バランスのいい馬体もひと際目立って、デキの良さをアピールしている。GⅢのここなら主役を張っていい。
〇…動きを見届けた坂口智師は「順調にきてますよ。暑い時季でも問題なく調整できています。もともと調教は動く馬ですが、いつも通りいい動きでしたね」と満足そうな表情を浮かべた。前走に関しては「馬場が向きませんでした。とはいえ、ラストは自分の脚を使ってくれました」と悲観の色はない。「最近は輸送の不安もなくなり、馬が大人になってきているから」とも。