【マイルCS】ガイアフォース、理想的な坂路追い

公開日:2025年11月19日 14:00 更新日:2025年11月21日 10:44

1週前に猛時計、当週の余力残しは杉山晴厩舎のの好走パターン

 前哨戦の富士Sを快勝した後は宇治田原優駿ステーブルへ短期放牧。栗東には先月末に戻ってきた。

 反動もなく、うまくケアできた証拠に先週13日の1週前追い切りは超抜だ。坂路4F51秒6でラスト1Fは11秒7! 併走相手を3馬身千切る豪快な動きだった。

 1週前にびっしりやって、レース当週は余力残し。これは杉山晴厩舎の調整パターンで、けさは坂路4F55秒0、ラスト2F25秒4―12秒4。時計は決して目立たないものの、フットワークは実に軽快で、はずむようだったのが印象的だった。

 筋肉量もあって張りのある馬体も◎。本番へ向けて不安点は皆無と言えるだろう。

「1週前はかなりいい追い切り」、「京都は間違いなく合うと思っています」(杉山晴調教師)

○…管理する杉山晴師は「1週前は全体時計を出すというよりも、しまい1Fを気合をつけるという指示。11秒7でもともと時計の出る馬ですが、体の使い方を含めて、かなりいい追い切りだったと思います」と1週前を振り返った。けさは「しまいだけ軽く。馬の走る気を少し開放する感じ」と調教内容を話した。「京都はマイラーズC(②着)しか走っていませんが、京都は間違いなく合うと思っています。千載一遇のチャンスといったら大袈裟かもしれませんが、この馬にビッグタイトルを取らせてあげることができるよう、競馬の日まで厩舎一同、頑張っていきます」と力を込めていた。

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