【マイルCS】レーベンスティール初GⅠ制覇へ

公開日:2025年11月18日 14:00 更新日:2025年11月18日 14:00

「毎日王冠から予定通りのステップ」(田中博師)

 レーベンスティールは3歳秋にセントライト記念で重賞初制覇。その後もエプソムC、オールカマーに前走の毎日王冠で4つ目のタイトルを獲得している。GⅡ3勝、GⅢ1勝を積み重ね、いつでもGⅠに手が届いていい状況だ。2度目のマイル挑戦で悲願となるか。指揮官に聞いた。

  ◇  ◇  ◇

――あらためてマイル適性について。
 田中博調教師 やってみないと分からないのが正直なところ。ただ、しらさぎSを使った時とは違います。あの頃は休み明けで当該週にスクんでしまって……。パフォーマンスが出しづらかったかも。今回の方が順調にきてるし、毎日王冠から予定通りのステップを踏んでの挑戦ですよ。

――先週はウッドで3頭併せ。6F78秒6―36秒6、1F11秒7。
 田中博師 しっかり我慢させて指示で動けるかどうか、あるいはゴールしての余力具合とかも確認できました。このひと追いでさらにもう一段上がってくれそうな内容で終えられたのでは。

――見届けての評価は。
 田中博師 やっぱりハミ取りは強いけど、こういった時の方が走ってるので。毎日王冠の1週前との比較でいえば、より動けてたかなと。使った上積みを感じます。背中の痛みも許容範囲のところで収まってるという印象ですね。

――意気込みを聞かせてください。
 田中博師 しらさぎSの結果だけではないですから。レースを見ても4コーナーまでの形は良かったし、抜け出してきそうな感触もありました。ずっと(調教担当の)穂苅(助手)が“マイルを使いたい”と言ってたくらい。何とかいい結果を出せれば。

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