【2025年にデビューする新種牡馬紹介】④ダノンプレミアム ハイレベル朝日杯を完勝したディープ直子の好素質馬
公開日:2025年6月12日 14:00 更新日:2025年6月13日 11:08
22年種付け頭数145頭
【現役時代成績】
15戦6勝②着2回3回1回(日、豪、香)。17年最優秀2歳牡馬
●主な勝ち鞍 朝日杯フューチュリティS(17年GⅠ千六百㍍芝)、弥生賞(18年GⅡ二千㍍芝)、金鯱賞(19年GⅡ二千㍍芝)、マイラーズC(19年GⅡ千六百㍍芝)、サウジアラビアRC(17年GⅢ千六百㍍芝)
父がなしえなかったクラシック制覇なるか
ディープインパクト直子の2歳チャンピオン。2歳時のサウジアラビアRCをレコードで勝ち、3歳初戦の弥生賞ではのちのダービー馬ワグネリアン相手に完勝している。その後は故障などもあり3歳以降のGⅠ勝ちはなかったものの、4歳の金鯱賞ではリスグラシューを完封している。
ちなみに、唯一のGⅠ勝ちだった朝日杯FSは②着に3馬身半差の完勝だったが、そのレースで掲示板に載った馬がすべてのちにGⅠ馬になっていることからも、ポテンシャルの高さは疑いようがない。
血統的には母インディアナギャルは愛国で6勝。母の父がスノーフェアリーなどを出したロベルト系のインティカブだから、芝向きの配合。ディープ直子の種牡馬はダート向きの産駒を出すこととも多いが、プレミアムに関しては芝向きと考えた方がいいのではないだろうか。距離はマイル~中距離まで、あまり長くなるのは良くないイメージだ。
父同様に早い時期から活躍する馬が多く、父子2歳GⅠ制覇。父がなしえなかったクラシック制覇を目指したい。