【NHKマイルC】データ作戦 枠順泣き笑い 6枠より外が8連勝中
公開日:2025年5月8日 14:00 更新日:2025年5月9日 11:04
最内1枠は創設以降でわずか1勝
3歳マイル王決定戦には意外な枠順の泣き笑いがある。過去10年間の枠順別成績は次の通り。
① ② ③ 外 ③着内率
1枠 0 1 0 19・050
2枠 1 2 0 17・150
3枠 0 1 3 16・200
4枠 1 0 1 18・100
5枠 0 3 3 14・300
6枠 3 0 1 15・211
7枠 1 2 0 27・100
8枠 4 1 2 23・233
最も笑っているのが4勝の8枠。次いで6枠も3勝を挙げている。7枠は1勝だが、17年アエロリット=8枠、18年ケイアイノーテック=6枠、19年アドマイヤマーズ=8枠、20年ラウダシオン=6枠、21年シュネルマイスター=7枠、22年ダノンスコーピオン=8枠、23年シャンパンカラー=6枠、24年ジャンタルマンタル=8枠と、ここ8年連続で6枠より外から勝ち馬が出ている。
対して1、3、5枠は0勝だが、このうち3、5枠は創設された96年以降で見れば3勝ずつ。直近のVも3枠は12年カレンブラックヒル、5枠も14年ミッキーアイルが最後。休眠期間は〝まだ〟12、10年間だ。
そんな中、最内1枠は第1回からの29年間でもわずか1勝。02年テレグノシスから実に22年間も先頭ゴールがない。この間には上位人気に推されながら敗れた馬たちも。
05年は重賞2勝のペールギュントが1番人気に推されながら④着。15年も前哨戦のニュージーランドT②着から臨んだ1番人気グランシルクが⑤着まで。他にも2、3番人気馬が6頭いたものの勝ち切れていない。
果たして、今年の有力馬はどの色の帽子になるだろうか。