【皐月賞】松山に春到来 桜花賞スターアニスに続いてロブチェンで皐月賞も連勝

公開日:2026年4月20日 14:00 更新日:2026年4月20日 14:00

 大激戦の皐月賞を制したのはロブチェン。オッズが割れて単勝4・0倍の1番人気だったが、終わってみれば“強さ”だけが際立っていた。

「ハナに行くというのは正直、あまり考えていなかったんですけど……」

 勝利ジョッキーインタビューでこう話したのは殊勲の松山だ。

 確固たる逃げ馬が不在の中、スタートも決まって主導権を握る形に。前半5F通過は58秒9で、きのうの馬場状態ならハイペースとまではいかない。それでも、上がり3F34秒2でまとめてリアライズシリウスの猛追もしっかり抑え込んで先頭ゴール。牡馬クラシック第1弾で圧巻の走りを見せた。

「松山騎手のリズムがいいので、作戦については特に話し合わなかったですよ。全権委任という感じでした。思い切った競馬をしてくれましたね」とロブチェンを管理する杉山晴師も絶賛した。

 鞍上は昨暮れから乗りに乗っている。阪神ジュベナイルFをスターアニスで勝ち、ホープフルSも前記ロブチェンでV。しかも、GⅠに昇格してからキャリア1戦での勝利は史上初だった。

 勢いそのままに今春も2頭のお手馬で桜花賞→皐月賞をブッコ抜き。昨年のモレイラ(桜花賞=エンブロイダリー、皐月賞=ミュージアムマイル)に続いて、史上7人目の桜花賞、皐月賞連勝となった。

 古い話になれば、1975年にテスコガビーとカブラヤオーで春のクラシック4冠制覇を成し遂げた菅原泰夫(元騎手、元調教師)がいる。半世紀ぶりの大記録も視界に入ってくるだろう。

 今年のスターアニスとロブチェンは、後世に語り継がれる2頭と実力、状況的に限りなく近い。松山の夢は広がるばかりだ。

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