【桜花賞】2歳女王アルマヴェローチェ中身の濃い併せ馬で仕上げバッチリ

公開日:2025年4月9日 14:00 更新日:2025年4月11日 11:11

 2歳女王が万全の仕上がりだ。

 阪神ジュベナイルFで2歳女王の座を射止めた後は放牧。しっかりと充電して、3月12日に栗東に戻ってきた。

 帰厩後は上村厩舎流の施設を存分に活用した乗り込みと、丁寧な併せ馬をこなしてきた。その相手もまた豪華。大阪杯で連覇を果たしたベラジオオペラを筆頭に、セオなど歴戦のオープン馬との併せ馬は調教タイム以上に得られるものもあるだろう。「大人の牝馬の雰囲気になってきた」とは上村師。馬体にもボリューム感が出て、動きもいい。

 3月26日はベラジオオペラに後れを取ったとはいえ、6F82秒3、1Fは11秒3を計時。1週前は岩田望が騎乗して6F80秒4と阪神JF時にマークした自己ベストを0秒2短縮してきた。

 今週はいつものように朝一番のCウッドへ。6F81秒2―36秒7、1F11秒4。先週までにしっかりと負荷をかけてあるから今週は3頭併せの馬なりでも、真ん中で両サイドからのプレッシャーにも動じず手綱は動かないまま。1F標で首だけ出ると、そのまま先頭でゴールインした。馬なりでも強度のある調整で締めくくり。桜花賞にピタリと照準を合わせて仕上げてきたと言っていい。

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