今週からの競走時間の拡大に伴う変更点はこんなにも

公開日:2025年7月24日 14:00 更新日:2025年7月24日 14:00

東海S、関屋記念は7R

 JRAでは今週から暑熱対策の一環として「競走時間の拡大」を行う。昨年は新潟のみの2週間だったが、今年は中京も加えた2場(札幌は通常通り)で、期間は8月17日(日)までの4週間。それに伴う変更点はとにかく多いから、注意が必要だ。

 まず、朝の1R。9時35分に中京から発走。10分後には新潟、そしてさらに10分後には札幌と、10時前にはすでに3場の1Rが終了している。

 そして注目の2歳新馬戦。例えば今週土曜でいえば札幌は通常通り、5R(発走は12時20分)に組まれているが、中京は4Rで発走は11時10分。新潟は2、3Rで10時20分、10時50分となっている。

 日曜も同様で、中京は3Rで10時40分、新潟も3Rに組まれている(基本、土日ともレース番号が同じなら、発走時間も同じ)。

 そして、何といっても最大の変更点は中京、新潟の〝中休み〟。

 ともに5Rが終わってから、次の6Rまで3時間20分も間があく。

 その間のレースは札幌のみで、12時20分の5Rからは30分間隔で10Rまで続き、15時に中京6Rがスタート。その10分後に新潟……という流れになる。

 メインレースは札幌は11Rだが、中京、新潟は7R。そう、東海S、関屋記念ともに「7R」だから、マークカードで購入する場合、うっかり長年の癖で「重賞だから11R」と思って塗りつぶさないようにしたい。そして中京、新潟の特別戦は6~8R。札幌もこれまでとは異なり、10~12Rの編成となっている。

 一日の特別競走の最後は新潟8R(発走は16時20分)で、その後は3歳未勝利、3歳上1勝クラスが番組の中心。

 だが、例外もあり、今週土曜の中京9R(16時45分)は障害のオープン競走が。また、重賞の新潟ジャンプSは8月16日(土)に組まれているが、これも9R(16時55分)に。かつては当日の特別競走を4競走とし、一番初めの8Rに行われていたのだが、この暑熱対策期間は9Rで、最後になる。

 また、一日の最後になる新潟12R(18時25分)が3歳未勝利戦になるケースも。今週土曜がそうで、芝千四だからフルゲート18頭での大激戦が予想される。

 中京1Rが9時35分だから、パドックなどを含めると実に9時間超えの長丁場。競馬場でのライブ観戦はとにかく暑さに注意して、中でもマークカードで購入の際、不慣れなレース番号を間違えないようにくれぐれもお気をつけいただきたい。

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