【クイーンS】フェアエールング充実一途だ

公開日:2025年7月30日 14:00 更新日:2025年7月30日 14:00

元気いっぱいにダートで6F追い

 充実ぶりはまだまだ継続中。

 オープン昇級後はGⅢ小倉牝馬S勝ちを含む、重賞で②①②着と破竹の勢い。一息入れた今回は放牧先から直接、7月11日に札幌入りし、急ピッチながらも調整は極めて順調にこれている。

 1週前はダートで5F67秒3―38秒7。僚馬を追いかけて直線は内に潜ると馬体を併せて1F12秒2を馬なり。併入の形だったが、ゴール前はスッと反応の良さを見せていた。

 けさの最終追いは単走だ。角馬場でじっくりと体をほぐしてからダートへ。下ろしがけの一歩目から四肢を大きく伸ばして、小気味いい前進気勢を見せる。すぐにスピードに乗ると6F81秒0―38秒1。大きなフットワークで、気分良さそうにラップを刻むと、そのままの勢いで直線は1F12秒6をマーク。鞍上が軽くハミをかけただけでスッと反応したあたり、心身ともに整っているのが伝わってきた。

 以前は調教駆けしなかった馬が、今は楽に好時計が出せるにようになったあたりに成長、充実ぶりを感じる。

 滞在競馬がこの馬には合っているし、まして札幌では3連勝中と舞台相性は抜群。充実ぶりも相まって、重賞2勝目にグッと近づいた印象だ。

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