【大阪杯】まさにオールラウンダー ロードカナロア産駒がワン・ツーでGⅠ3連勝
公開日:2025年4月7日 14:00 更新日:2025年4月7日 14:00
勝った5歳馬べラジオオペラはロードカナロア産駒。そして、②着にも同産駒の5歳馬ロードデルレイが入線して、同期による“ワン・ツー”フィニッシュを果たした。
初年度産駒からアーモンドアイを出して確固たる地位を築いたロードカナロアだが、今年の勢いは凄まじいにもほどがある。
2月フェブラリーSのコスタノヴァを皮切りに先々週の高松宮記念もサトノレーヴが制し、これでJRAGⅠ3連続勝利の快挙を成し遂げた。それも、ダート千六、芝千二、芝二千と距離や条件を問わずに活躍馬を出すオールマイティーぶりだ。
産駒は脚の速さだけでなく、気性的な部分からくる操作性や自在性の高さも併せ持ち、距離適性の幅も広い。単なるスピード一辺倒だけでないから活躍するのだろう。
先日のGⅢ毎日杯ではファンダムが勝利。その父はカナロア産駒のサートゥルナーリア。孫が初の重賞制覇を飾り、血の裾野を広げてきている。
今週の桜花賞でもカナロア産駒は重賞勝ち馬2頭を含む3頭が登録している。その走りに注目だ。