【シルクロードS】スプリント路線の主役を目指して新旧世代が激突
公開日:2025年1月27日 14:00 更新日:2025年1月27日 14:00
京都では高松宮記念の前哨戦、GⅢシルクロードSが行われる。
前5年では20年モズスーパーフレア、23年ファストフォースがここをステップに本番でV。昨年の勝ち馬ルガルは秋にスプリンターズSを制しており、今年のスプリント路線を占う意味でも重要な一戦となる。
注目はビッグシーザー。2歳時から千二で4連勝を飾るなど、もともとこの路線で期待されていた。その後はやや伸び悩みの時期もあったが、ここにきてオパールS、京阪杯と連勝。重賞初Vも決めた。3連勝で本番へ駒を進められるか。
京阪杯で首差②着だったウインカーネリアン。今年で8歳になるが、まだまだ衰えは感じさせない。昨年の高松宮記念は④着。悲願のGⅠ制覇に向けて、まずはここで結果を出したいところ。
淀短距離Sで正攻法から横綱相撲で押し切ったソンシ。ただ、ここまで5勝は全てが左回り。右回りに替わるここは試金石の一戦となる。
他にも、重賞2勝で京都芝千二は2戦2勝のピューロマジック、ラピスラズリSを逃げ切ったペアポルックス。芝転向後〈3010〉と底をみせていないカピリナなど新旧世代が入り交じり、見応え十分なレースとなりそうだ。