注目重賞 追い切りで買う

【注目重賞/追い切りで買う・エリザベス女王杯】

公開日:2024年11月9日 17:00 更新日:2024年11月10日 12:55

レガレイラ

 捲土重来へ――。2週前はウッドで6F83秒0―37秒1。1週前が木村厩舎流の長めから7F97秒5―37秒9と負荷のレベルを上げて、順調に乗り込まれている。最終追いはウンブライルを1馬身前に置いてスタート。道中は我慢が利いて、直線は内へ。鞍上がスッと合図を送ると一瞬で追いついて併入の6F82秒2―37秒3、1F11秒0。圧巻の瞬発力を見せつけた。歩様はスムーズで、今回は負荷をかけてもフックラとしているのは好感が持てる。明らかに前走時より状態アップ。万全の態勢で臨めるのは間違いない。

ゴールドエクリプス

 帰厩は先月26日と日は浅いが、ここ2週は弾むような動きを見せている。ともにCウッドで田口が手綱を取り、1週前は6F82秒1―37秒2、ラスト1F11秒1。併走相手のチュウワノキセキをかわしてさらに加速した。今週は同じ相手に1秒以上も追走して先着。ゴールを過ぎても余裕があったほど。新コンビの鞍上も「いいイメージで競馬に臨めると思います」だ。

スタニングローズ

 今週は坂路でC・デムーロを背に4F53秒7、上がり2F24秒8―12秒2。馬なりで感触を確かめる程度だから時計は目立つものではないが、素軽さ十分。何より前3週続けて坂路で1F11秒台としっかり乗り込まれてきた。間隔はあいたが仕上がりに不安なし。GⅠ馬が復調気配を感じさせる動きである。

ハーパー

 府中牝馬Sでは⑮着だったが、中間は馬具を工夫しての調整。先週のCウッドでブリンカー装着すると、ラスト1F11秒1で3頭併せの最先着。効果ありを思わせる動きの良さだ。今週はCウッド半周から坂路4F52秒5、ラスト2F25秒2―12秒7。ブリンカーは装着していなかったが、集中力は十分。前走から確実に上昇している。

ライラック

 今週は弟のアドミラルシップを追い掛ける形でスタート。直線で内に潜り込み、徐々に差を詰めてしびれる手応えのまま併入の5F68秒3―38秒5、1F11秒6をマークした。キビキビした動きに「春先と比べたら、かなり具合はいいよ」と見届けた三尾助手は状態面に太鼓判を押す。ひとたたきして上積み十分だ。

結論

 ◎レガレイラのラスト1F11秒0は水曜の美浦ウッドで最速タイ。直線は“さすが”といった本当にホレボレする素晴らしい推進力、加速力だった。今回は一段踏み込んだ調整ができており、巻き返しが期待できる。

△① ホールネス
△② ライラック
 ③ ルージュリナージュ
 ④ コンクシェル
△⑤ モリアーナ
 ⑥ ピースオブザライフ
◎⑦ レガレイラ
△⑧ シンリョクカ
 ⑨ キミノナハマリア
 ⑩ エリカヴィータ
▲⑪ スタニングローズ
△⑫ シンティレーション
 ⑬ サリエラ
注⑭ ハーパー
○⑮ ゴールドエクリプス
 ⑯ ラヴェル
 ⑰ コスタボニータ

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