【レパードS】ジーサイクロン勢い止まらず
公開日:2024年8月1日 14:00 更新日:2024年8月1日 14:00
最速の末脚で3連勝中
ジーサイクロンが勢いに乗って参戦する。
昨年暮れのデビュー戦は⑦着、今年初っパナの未勝利は④着と結果を出せなかった。しかし、2カ月半の間隔をあけた後は大違いだ。
好位につけて5馬身差をつける圧勝劇で未勝利を勝ち上がり。続く1勝クラスは後方から運んで、直線では力強く脚を伸ばして、ゴール前で首差とらえた。
初の古馬相手となった2勝クラスもノンストップ。道中は軽くうながしながら5番手へ。最後は逃げ粘りを図る②着馬をかわし、余力を残して1馬身4分の3差で駆け抜けている。
3連勝の上がり3Fは36秒8、36秒6、36秒4はいずれもメンバー最速。しまいの脚がしっかりしているのはいい。
中間はこのレースを目標に乗り込まれている。先週水曜には新コンビのM・デムーロが手綱を取り、坂路4F55秒4―12秒9で駆け上がった。
吉岡師は「ジョッキーに動きを確認してもらいました。〝跳びが大きくて操縦性がいい。乗りやすい〟と。まだ馬体の線が細い感じはありますが少しずつ馬体を増やしていけてるし、さらに良くなってきそうです」と話す。
土曜にはCウッドの3頭併せでいっぱいに追われて6F83秒2―38秒5、1F11秒4。今週水曜は坂路4F56秒3―13秒8と前走時と同様のパターンで調整されている。
「いつものように週末にやって、当週はソフトな調整。順調ですよ。1勝したことで勝つことを覚えたようで、レースごとに良くなってる。いい結果を出して、フォーエバーヤング(ケンタッキーダービー③着)に挑戦したいです」と田嶋助手。
初タイトルを手にして秋の大舞台、ジャパンダートクラシックへ。期待が高まる。