【函館2歳S】世代最初の重賞ウイナーを目指して19頭が登録

公開日:2024年7月8日 14:00 更新日:2024年7月8日 14:00

 土曜は2歳馬による戦い、GⅢ函館2歳Sが行われる。

 世代最初の重賞だけに完成度の高さが問われる一戦。今年は別掲の19頭が登録してきた。

 同じ舞台の函館芝千二の2歳戦を今年の一番時計で勝ったのがヴーレヴー。二の脚でハナに立つとそのまま逃げ切って、1分9秒2の好タイムをマークした。叔父には種牡馬として活躍中のシルバーステートがいて、血統的にも魅力十分だ。

 これに次ぐ1分9秒3で勝ち上がったのがニシノラヴァンダ。小柄な牝馬で仕上がりが良く、こちらも好ダッシュから逃げ切ってのものだった。

 他にも3番手から外を回って前を捕まえに行ったヤンキーバローズ、上がり33秒8で差し切ったカルプスペルシュあたりも勝ちっぷりの良さが目立った。ダートでの勝ち上がりだが、6馬身差の圧勝だったリリーフィールドも侮れない。

 函館組以外からは東京芝千四のデビュー戦を7馬身差で圧勝したサトノカルナバルにも注目。全兄に現オープン馬のジャスティンスカイがいる良血。今回は小回り千二への対応が鍵になるが、スケールの大きさなら一番だろう。

 世代初の重賞Vを掴むのはどの馬か。目が離せない戦いだ。

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