【日本ダービー】レガレイラ牡馬撃破へ

公開日:2024年5月21日 14:00 更新日:2024年5月21日 17:39

木村厩舎&ルメールが今週も

 オークスに続いて、ダービーも――。木村厩舎が2週続けての快挙に挑む。

 先週のチェルヴィニアに騎乗したルメールは同厩舎の3歳世代の33戦で手綱を取った。その成績は〈18・7・3・5〉、勝率・545と驚異的な数字を残している最強タッグである。

 このコンビは今週、紅一点のレガレイラで歴史的な勝利を目指す。

 牝馬によるダービー制覇は07年ウオッカ以降ははね返されているが、今年はひと味違う。

 デビューからの4戦全てが牡馬との混合戦で力を磨いてきた。そして、その全戦で上がり最速の末脚を繰り出している。

 牡馬が相手でも互角以上の走りをしたのが2歳暮れのGⅠホープフルS。直線一気の末脚で、牝馬として初制覇を成し遂げた。このエポックメーキングな走りが、3歳での路線を確定したといえる。

 牡馬と対等の王道ローテーション。皐月賞からダービーへ性別を超えた世代の頂点を狙う。

 休み明けで迎えたクラシック1冠目の皐月賞は1番人気に支持されたが、主戦ルメールが負傷したことで鞍上が替わる誤算もあった。レースは後方から運び、前半5F57秒5の激流も手伝ったものの、4角13番手から上がり3F33秒9の脚で⑥着まで追い上げたところまでだった。それでも、レコード決着の中、0秒5差なら評価は下がらない。

 反転攻勢をかけた今回は放牧を挟み、5月10日に帰厩。1週前はウッド7F97秒4、1F11秒4と活気のある動きを披露。

「無理しない追い切り。馬体に緩さは感じられませんでした。やはり彼女のポテンシャルは高いです。気性はだいぶ大人になり、ダービーはベストコンディションでいけそう。楽しみです」と騎乗したルメールだ。

 チェルヴィニアと双璧でレガレイラも2歳時から鞍上は素質を高く買っている。休養明けの桜花賞⑬着からルメールに手綱が戻っての巻き返しVを決めた先週。今週もシチュエーションは全く同じである。

「(登録している)凱旋門賞? それはダービーが終わってから。ステップ・バイ・ステップですよ」

 ここは末脚一閃。世代の頂点を極めて、秋の渡仏を現実的にする。

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