【NHKマイルC】調教マル得チェック①

公開日:2024年5月1日 14:00 更新日:2024年5月1日 14:00

アスコリピチェーノ疲れなし

アスコリピチェーノA
 初の敗戦となった桜花賞②着から中3週。放牧を挟んだが、「回復状態が良かった」と黒岩師が言うように、攻めた調整でここに挑む。先週はウッドで6F79秒4の猛時計を出し、けさも6F82秒2―36秒9。前に馬を置いてもエキサイトすることなく、直線はスッと反応して1F11秒1をマークした。雨で引き締まった時計の出やすい馬場とはいえ、弾むような軽快なフットワークは前走の疲れどころか、上昇気配すら感じる。

アルセナール  B
 2月のクイーンC②着以来の実戦。4月6日に戻って、じっくりと乗り込んできた。1週前は長めから負荷をかけ、けさはウッド3頭併せで最終調整。折り合いのついた落ち着いた走りから5F68秒2―37秒6、1F11秒4で駆け抜けた。馬体をタイトに併せる形でググッと鋭い反応を見せ、仕上がりの良さが伝わってきた。

マスクオールウィンB
 ウッドの3頭併せで2番手追走から、直線は真ん中へ。楽な手応えのまま内と併入、外には1馬身先着で6F83秒2―37秒5、1F11秒5をマークした。「動きは良かったです。いつも通り、順調にきてますね」と牧師も合格点ジャッジ。キビキビとしたフットワークで中3週でも疲れは感じさせず、状態面に不安はない。

NZT勝ち馬のエコロブルームは回避 「脚元に違和感」(加藤征調教師)

 なお、トライアルであるGⅡニュージーランドTの勝ち馬エコロブルームは火曜に坂路調整を行ったあと、「脚元に違和感が出た」(加藤征師)とのことで、水曜追いを中止して回避を決定。今後は秋に目標を切り替えることとなった。

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