【ジャパンC】3冠牝馬リバティアイランド古馬撃破に挑む中内田師の胸の内は
公開日:2023年11月23日 14:00 更新日:2023年11月23日 14:00
「皆さんが楽しみにしているように、陣営も同じ気持ち」(中内田師)
秋華賞で史上7頭目となる牝馬3冠を達成したリバティアイランド。ジャパンCでは初の古馬を相手にどんな競馬をみせてくれるのか。管理する中内田調教師に胸の内を聞いた。
──前走を振り返って。
「難しそうな枠でしたが、ジョッキーが上手に誘導してくれて勝利に導いてくれました。馬自身も強い内容で走ってくれましたね」
──その後の調整は。
「競馬を使った疲れがあったので、10日ほど放牧へ。心身のリフレッシュを図り、栗東に再入厩。前走は競馬でテンションが上がり気味だったので、その辺に気をつけて調教を。1週前はガス抜きというか、動きの確認と息遣いの確認。そこまで負荷をかける内容ではなかったです」
──直前はCウッドで6F80秒7─36秒4、1F11秒0でした。
「現状の把握をしてもらうためにジョッキーに乗ってもらいました。動きも良かったですし、感触も良かったみたいです。一度使って、状態は上がっています。全体的な雰囲気が良くなり、体の張りもひとつ良くなっています。それに伴い、動きも良化している印象です」
──東京二千四百㍍です。
「オークスで経験していますが、今回は古馬との対戦。流れも変わりますし、枠順でも左右される。違う内容の競馬になるだろうと思います。自分の競馬をさせてもらえるかどうか」
──意気込みを。
「皆さんが楽しみにしているように、陣営も同じ気持ちです。今のリバティアイランドがこのメンバー相手にどういう走りをしてくれるんだろう、と。緊張もしてるし、楽しみもある。チャンレジャーとして挑みたいですね」