【エリザベス女王杯】ジェラルディーナ連覇へ
公開日:2023年11月7日 14:00 更新日:2023年11月7日 14:00
「いい状態で迎えられそう」(斉藤崇師)
ジェラルディーナが連覇に挑む。
昨年は夏の小倉記念③着後にオールカマーに向かい、好位から抜け出して初タイトルを獲得した。勢いに乗って臨んだエリザベス女王杯では外からグイグイと伸びてGⅠウイナーの仲間入り。暮れの有馬記念でも牡馬の強豪相手に③着と頑張っている。
今年の前半戦は大阪杯⑥着、QエリザベスⅡ世C⑥着、宝塚記念④着。夏場は放牧に出され、秋はオールカマーから始動した。結果は[11][9][9]と運んで、0秒5差の⑥着だった。
斉藤崇師は「前走は外、外を回る形になったけど、最後は伸びていた。決して悪い内容じゃなかったですよ。春は最初の2戦こそダメでしたが、宝塚記念では“らしさ”を見せていました」と話す。
前走後はノーザンファームしがらきへの放牧を挟んで調整。10月17日に帰厩して、順調に乗り込まれている。20、26日とCウッドで時計を出すと、11月2日には6F81秒5―36秒4、1F11秒6。余力十分に駆け抜けた。
「オールカマーからここは予定通り。いい感じで放牧から戻ってきましたね。1週前と当該週にやって、いい状態で迎えられそうです」
昨年は阪神が舞台だった。今年は4年ぶりに京都で行われる。ジェラルディーナが走るのは初めてのことだ。
「最近は勝負どころでズブくなっている。坂の下りがいい方に作用してくれれば」
今年も、期待が膨らむ。