【レパードS】エクロジャイト重賞突破
公開日:2023年8月1日 14:00 更新日:2023年8月2日 13:17
持ち味のしぶとさを生かす
エクロジャイトが初タイトル獲得を目指す。
今年初戦の1勝クラスでは向正面からハナに立ち、そのまま首差で押し切り、未勝利戦に続いて2勝目を挙げた。続くヒヤシンスSでは出遅れたが、押して外、外を回って途中から先頭へ。前半に脚を使い、東京の長い直線で失速しても不思議ないところを③着に踏ん張っている。
その後は放牧を経て鳳雛Sへ。今度はスタートを決めてハナを奪うと、道中は気分良さそうに走った。直線で追い出されると、しぶとく脚を使った。ゴール前で②着馬が迫ってくれば、もうひと伸びして、1馬身4分の1差でフィニッシュ。上がり3Fは12秒6、12秒3、12秒2と加速していたから高く評価していい。
安田助手は「2走前の後に駐立の練習をして、その成果でゲートをしっかり出て、リズムのいい競馬ができました。派手さはないけど、後ろから来られたりするとしぶとく伸びる。ああいう形だと強いですね」と話す。
前走後はここを目標に調整。先週木曜はCウッドの3頭併せで6F82秒9―37秒6、1F11秒7をマークした。
「放牧を挟んで順調にきていますよ。レースと一緒で併せてからしぶとさを見せてくれた。いい負荷がかけられました」
2カ月半ぶりとなるが、鳳雛Sと未勝利勝ちはともに3カ月ぶり。1勝クラスを制した時も2カ月半ぶりだった。前走で持ち味をフルに引き出した北村友が続けて手綱を取るのも心強い。
「前回はハナを切ったけど、自分のリズムなら番手でも問題ないと思います。もともと期待していた馬が今、メキメキと力をつけている。重賞でも楽しみです」
またまた能力全開だ。