【プロキオンS】ドンフランキーまたまた圧逃劇

公開日:2023年7月6日 14:00 更新日:2023年7月6日 14:00

千四ダートは大好き

 ドンフランキーが初タイトル獲得を目指す。

 これまで11戦は5つの条件で走っている。成績は次の通り。

      ① ② ③ 外
 千二ダ 〈1 0 0 0〉
 千四ダ 〈4 1 0 1〉
 千八ダ 〈0 0 0 1〉
 千四芝 〈0 1 0 1〉
 千六芝 〈0 0 0 1〉

 600キロ近くある超大型馬だけに、短距離のダートはピッタリ。千四で未勝利、1勝クラス、2勝クラスを勝ち上がった。いずれも先手を奪って、3馬身半、3馬身、5馬身差をつける圧勝だった。

 今年は3勝クラスの千四の遠江Sを2馬身半差で逃げ切り。続く千四のコーラルSでもハナを切ると、直線でも脚色はなかなか衰えない。押し切るかのシーンをつくり、ゴール前でかわされて首、頭、首差の④着だ。

 前走の京都競馬場グランドオープン記念では初めて千二に出走した。5枠10番から行く気を見せて、8枠2頭が控える形で先頭へ。そのまま2馬身差をつけてオープン初勝利を飾った。

 斉藤崇師は「前回は外から並んできたけど、しっかりハナを切り、粘ってくれました。芝スタートの方がゲートも切れますから」と話す。

 テンがより忙しい千二よりは千四。前走後は放牧を挟んで、ここに向けて仕上げられてきた。中間はCウッドで3本の併せ馬を消化して、今週は6F82秒2―37秒5、1F11秒5。遅れたとはいえ、大きく追走してのもの。ハードに乗り込まれている。

「先週は少し重い感じがしたけど、これで変わりそうだなと。今週はいい動き。1週ごとに良くなっています。いい状態で向かえると思います」

 2勝クラス、遠江S勝ちがこの舞台だった。再現といきたい。

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