【アメリカJCC】ガイアフォースこの馬らしい弾むフットワークで坂路1F12秒0

公開日:2023年1月18日 14:00 更新日:2023年1月18日 14:00

 1番人気に推された菊花賞で⑧着に終わった後は放牧へ。栗東には12月27日に戻ってきた。

 これまで通り坂路主体の調整で、ピッチを上げたのは年明けから。5日に4F52秒6。そして先週は4F52秒4、ラスト2F24秒3―12秒2で併走相手に大きく先着と、順調に調教を積んできている。

 今週は長岡が手綱を取ってサラッと。体重が軽い乗り役が乗っていたとはいえ、道中はとにかくバネを感じさせる弾むようなフットワークで、いかにもこの馬らしい。まっすぐに駆け上がってきて4F54秒0、ラスト2F24秒8―12秒0の時計になった。

 少しでも追えば最後も楽に11秒台になっていたはずで、脚色は余力たっぷり。馬体のつくりもいい。今年初戦に向けて態勢づくりはできている。

○…「よかったですね」は杉山晴師の第一声。そして、「長岡君には2週前(坂路52秒6)に乗ってもらっていますが、比較して“明らかに良くなっています。言うことないです”と言ってもらえました。セントライト記念時の雰囲気ですね」と続けた。「菊花賞は最内枠がこたえました。歴戦の年長馬に胸を借りる立場ですが、ルメールさんですし、スムーズな競馬ができれば」

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