【日本ダービー・8紙合同特別企画 君は、何世代?】2018年ワグネリアン世代

公開日:2026年5月25日 12:00 更新日:2026年5月25日 12:00

 競馬記者としての初ダービーは2018年のこと。この年の牝馬3冠はアーモンドアイが席巻。シンザン記念から桜花賞へのぶっつけ参戦で話題となった年でもある。

 この流れは牡馬クラシック路線にもおよび、ダービーでは弥生賞からの直行となったダノンプレミアムが1番人気に推されていた。皐月賞は右前挫跖で回避しての再仕上げでも、単勝は2・1倍の断然人気だった。

 続く2番人気は2カ月ぶりだったブラストワンピース。デビューから3戦無敗で毎日杯を制し、勢いそのままにビッグタイトルを狙っていた。

 対する王道ローテ組はキタノコマンドールが3番人気で最上位。皐月賞を制したエポカドーロと1冠目で1番人気だったワグネリアンはともに10倍以上の4、5番人気と、“直行組優勢”の下馬評だった。

 レースは逃げたエポカドーロがいっぱいいっぱいに粘るところに、ワグネリアンが外から猛追。半馬身かわしたところがゴールで、終わってみれば皐月賞組のワン・ツーフィニッシュ。“王道強し”を印象付けたと同時に、個人的には順調に使われていることがいかに重要かを思い知らされた一戦でもあった。

 さて、今年もダービーが迫ってきた。

 圧倒的な主役不在であり、各馬のローテもさまざま。さらに前残りだった1冠目など、18年と類似している点が多々あるように映る。

 その中で注目したいのはアスクエジンバラ。スプリングS②着↓皐月賞④着という王道ローテを歩み、使われながら着実に力をつけてきた、いわゆるたたき上げだ。

 ワグネリアンを駆った福永祐一元騎手は、調教師として初のダービー参戦でもある。どんな走りを見せてくれるか楽しみでならない。

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