木津の見解

【函館本紙・木津の土曜函館11R】

公開日:2025年7月4日 17:00 更新日:2025年7月4日 17:00

函館日刊スポーツ杯を逃げ切り

 ◎ドゥアムールの兄ビアンフェ、姉ブランボヌールは函館2歳Sの勝ち馬。先日デビューしたブランボヌールの仔クワイエットアイも②着と、筋の通った函館血統だ。

 自身も2歳時に函館で初勝利を挙げ、1年ぶりに当地へ戻ってきた前走もハナを切ると後続を寄せ付けずに千二1分7秒5の好時計V。…

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7月5日(土)函館競馬場

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木津信之

「ベガはベガでもホクトベガ!」
 93年エリザベス女王杯でホクトベガが①着でゴールに飛び込んだ瞬間の実況です。当時、浪人生でフラフラしていた自分にとっては衝撃的であり、今でも予想の根底に根付いています。
 ベガはバリバリの良血馬で鞍上が武豊。牝馬3冠にリーチをかけていました。対して、ホクトベガは父がダート血統でベテランの加藤和を配したいぶし銀のコンビ。春2冠でベガに大きく後塵を拝したホクトベガに勝ち目はなさそうでしたが、見事にリベンジ。この“逆転劇”こそが競馬の醍醐味ではないでしょうか。
 かつて作家の寺山修司氏は「競馬が人生の比喩なのではない、人生が競馬の比喩なのである」と評したそう。馬も人も生きている間はいつかの大逆転を狙っています。雑草でもエリートを超えるチャンスはあるはずと、きょうもトレセンを奔走しています。

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