本命はアピーリングルックだ。
2走前の初霞賞は右回り、コーナー4つ、千八と初物尽くし。そんな中でも好スタートからスッと2番手につけて折り合いもピタリ。残り100メートルで前をかわすと、最後は2馬身半差の完勝だから強かった。
前走のアリエスSは中団から。直線もしぶとく脚を伸ばして④着。7戦目で初めて馬券圏内を外したが、2カ月半ぶりで馬体も6キロ増。勝負どころでやや動きづらい場面がありながらも②着と0秒3差だ。昇級初戦としては上々だろう。
もちろん、久々をたたいてデキ上昇。東京での戦績から同じ左回りの新潟替わりも問題ない。前進あるのみだ。
入社13年目で普段は編集業務に携わりながら、時に外国馬取材のため競馬場へ通うことも。
競馬との出合いは小学3~4年生のころ、家族と中山競馬場に行ったのが運の尽き(?)。見事にドはまりして現在に至る。週末特別版にてコラム「人気馬を斬る」、関東ローカルでは本紙を担当しています。
記憶に残るレースは2008年の天皇賞・秋と10年のスプリンターズS。前者はウオッカ、ダイワスカーレットによる2センチ差の名勝負を現地で観戦できて今でもいい思い出に。一方、後者は水~金曜まで取材してきた香港馬ウルトラファンタジーに本命を打たず勝たれた悔しさから。
競馬以外では熱狂的な氷室京介ファン。この原稿も自宅でヒムロックを聴きながら書いているくらい、いまだに卒業できません。「ANGEL」や「KISS ME」、バラードなら……あ、スペースがなくなった。