【皐月賞】ミュージアムマイル反撃あり

公開日:2025年4月15日 14:00 更新日:2025年4月15日 14:00

「操縦性の高さを引き出してくれれば」(友道助手)

 ミュージアムマイルは昨夏の新馬戦で③着後、秋は未勝利、黄菊賞と連勝を決めた。この3戦の上がり3Fは全てメンバー最速だった。暮れには2歳マイル王決定戦の朝日杯FSに駒を進めて、2番目の末脚でアドマイヤズームの②着と連対確保。それから放牧に出され、春に備えられた。

 復帰戦に選んだのは弥生賞ディープインパクト記念。1番人気に推されたが、[9][9][4]から④着と初めて圏外になってしまった。巻き返しはあるのか、陣営に聞いた。

  ◇  ◇  ◇

――前走は④着でした。
 友道調教助手 3、4角では馬場の悪いところでバランスを崩して、モタモタとしていました。馬場が向いてなかったのは大きいと思います。それに1、2角の入りでは外を回らされるロスも。ケイコの感じも朝日杯時と比べて、足りていなかったかもしれません。

――1度使って。
 友道助手 ピリッとしたところが出てきましたね。見た目にも体つきがシャープになっている。競走馬らしく成長しているのを感じます。

――1週前はモレイラ騎手が乗り、Cウッド6F80秒2―35秒9、1F11秒0で3馬身先着。
 友道助手 併せた相手も自己ベストだったんですが、あっさりと突き放しましたね。前走時の1週前は1F11秒8で、今回は11秒0。ジョッキーは「まだまだいけそう」と。ええ、上向いてきました。言うことないくらいです。

――あらためて。
 友道助手 馬混みは問題にしません。前回はコースで負けたわけではなくて馬場。いい馬場でやりたいですね。ジョッキーが操縦性の高さを引き出してくれれば。

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