いつまで続く波乱ムード WIN5は4年半ぶりのキャリーオーバー
公開日:2025年1月20日 14:00 更新日:2025年1月20日 14:00
波乱ムードはいったいいつまで続くのか――。
木曜紙面で既報の通り荒れに荒れているのが今年の中央競馬だが、先週も手が付けられない結果となった。
土曜中京の3Rで3連単45万が飛び出せば、続く4Rでも38万馬券。さらに午後の中山では8Rで292万オーバーの大波乱決着に。
一転、翌日曜の中山は朝イチから1番人気が3連勝。WIN5対象レースの1発目である中山9R若潮Sは2番人気タシットが勝ち、続く中京10R豊川特別も断然1番人気ドゥータップがVで、ようやく落ち着いたかに思われた。だが、一筋縄ではいかないのが今年の中央競馬だ。
3戦目の中山10RジャニュアリーSは単勝195倍の14番人気ジャスパーゴールドが勝ち64万馬券。第2戦終了時に69万あったWIN5の残り票数は971票まで絞られて、中京メインの日経新春杯終了時には77票に。
そして最終関門の京成杯。結果は11人↓7人↓9人で3連単は172万円馬券。出走14頭のうちWIN5の残り投票数が唯一“ゼロ”だったニシノエージェントが勝って、20年7月19日以来、4年半ぶりのキャリーオーバーとなった。
ここまで荒れ過ぎると穴党でもなかなか手が出ない。今週からは中山、中京に加えて、小倉も開幕。3場開催で波乱ムードに拍車がかかるか。