ミーントゥビー
阪神ジュベナイルF⑦着後は在厩調整。激戦の疲れをしっかり抜いて、少しずつネジを締める形で調教ピッチを上げている。1週前はウッドで5F69秒8―38秒6。前を5馬身ほど追い掛けて直線入り口から並びかけるまでが速く、ラスト1F12秒0。馬体をグッと沈めて併走馬を瞬く間に抜いて首先着だった。今週も直線は余裕を持った走りで5F67秒9―38秒0。1F過ぎに馬体を併せるとスッと反応して首先着だ。前走時より馬体には重厚感が増し、腹回りはシャープに。着実に一段階、上がってきた。年末年始の変則調教でも寸分の狂いもなく、好仕上がりだ。
ジャルディニエ
阪神ジュベナイルF⑩着からの巻き返しを図る今回は初コンビの斎藤が2週続けて手綱を取ってポリトラックで併せ馬。今週は古馬2勝クラスを追走して併入の6F82秒4、上がり3F38秒6―11秒2。馬なりでもラストは軽快な動き。課題の気難しさも出さず、鞍上との息がぴったりだった点に好感を覚える。
ホウオウガイア
今週は初コンビの田辺を背に3頭併せ。序盤はリズム重視のゆったりした走り。直線は真ん中に入って古馬2頭のプレッシャーにもひるむことなく、力強く脚を伸ばして5F68秒3―37秒0、1F11秒3で併入。重心の低いフォームで切れのある動き。2カ月ぶりでも仕上がりは文句なし。
モルティフレーバー
昨年9月以来だが、中間は切れのある動きを披露。3日にはCウッドの併せ馬でいっぱいに追って6F80秒3の好時計をマークした。輸送もあるため、今週は上がり重点でもラスト1Fは11秒1の鋭い動き。併せにもきっちり1馬身先着した。馬体もふっくらと見せてリフレッシュ効果は十分見込める。
ティラトーレ
ウッドの3頭併せで最後方から。道中は少し頭を上げて行きたがるシーンはあったが、我慢は利いていた。直線は内に併せると楽な手応えのまま馬なりで6F81秒4―37秒8、1F12秒0をマークした。活気あふれる動きでフットワークも力強い。まだ気性的な若さは残るが、能力を十分に感じさせる動きだった。
結論
◎ミーントゥビーは中間、主戦の松岡が付きっきりでまたがっている。最終追い切りにも騎乗して最後まで手が動くことなく、ラスト1F11秒5をマークした。ここできっちり賞金を加算して春に向かう。
△① マイスターヴェルク
② キタノクニカラ
○③ ジャルディニエ
④ ネーブルオレンジ
⑤ ハードワーカー
◎⑥ ミーントゥビー
▲⑦ ホウオウガイア
△⑧ レイユール
注⑨ モルティフレーバー
⑩ ルージュミレネール
⑪ エストゥペンダ
△⑫ エリカエクスプレス
△⑬ ティラトーレ
⑭ ニシノラヴァンダ
△⑮ ミラーダカリエンテ
⑯ レモンバーム