【中山11R・フェアリーS】 エリカエクスプレスは2つのデータから押さえ△にした。
まずは、1戦1勝の関西馬だ。このレースが年明けの中山マイルで行われるようになった09年以降、〈0009〉とさっぱり。13年イリュミナンス、19年アクアミラビリスが1番人気に推されたものの④⑤着だった。
次に枠順。こちらも09年以降、6枠は〈01031〉で一頭も勝ち馬が出ていない。16年にはリセエンヌ、20年もアヌラーダプラが1番人気で⑦⑥着に敗れている。
◎はジャルディニエ。前走の阪神ジュベナイルF⑩着は休み明け、残り1F過ぎでは進路が狭くなるシーンがあった。
2走前のアスター賞ではラスト2F11秒7↓11秒2の加速ラップを悠々と差し切っている。たたき2戦目、相性のいい舞台に替わって巻き返す。
【中京11R・淀短距離S】 メイショウソラフネは全5勝中3勝を京都、小倉で挙げている。オープンに昇級後の3連対は全て京都と、直線が平坦コース向きの印象が強い。
前走から斤量が2キロ増えて、直線に坂のある中京替わりがどうか。ここは押さえ△まで。
ワイドラトゥールを狙い撃つ。
前走のターコイズSは⑩着でも0秒4差と大きく負けなかった。マイルは少し長かっただけに距離短縮は好材料だ。
2カ月ぶりをたたいて気配も上向き。直線一気でまとめて差し切る。
入社13年目で普段は編集業務に携わりながら、時に外国馬取材のため競馬場へ通うことも。
競馬との出合いは小学3~4年生のころ、家族と中山競馬場に行ったのが運の尽き(?)。見事にドはまりして現在に至る。週末特別版にてコラム「人気馬を斬る」、関東ローカルでは本紙を担当しています。
記憶に残るレースは2008年の天皇賞・秋と10年のスプリンターズS。前者はウオッカ、ダイワスカーレットによる2センチ差の名勝負を現地で観戦できて今でもいい思い出に。一方、後者は水~金曜まで取材してきた香港馬ウルトラファンタジーに本命を打たず勝たれた悔しさから。
競馬以外では熱狂的な氷室京介ファン。この原稿も自宅でヒムロックを聴きながら書いているくらい、いまだに卒業できません。「ANGEL」や「KISS ME」、バラードなら……あ、スペースがなくなった。