今年の初っパナが5、6日の2日間で、今週は3日間開催。これだけレースがあるのに、とにかく全体的に頭数が多い。
例えば、5日の中山は出走が195頭。16頭×12レースで192頭だから、1レースあたりの平均が16頭超え。ちなみに、6日の中京も195頭だった。
そしてこの3日間開催も大半がフルゲート。とてもじゃないが頭が追いついていかない……。
【中山11R・迎春S】 ディープブリランテは12年のダービー馬で、その父はディープインパクトだが、代表産駒はダートで地方交流重賞5勝の現役9歳馬ラプタス。芝では昨年のマイルCS②着馬エルトンバローズがいる。エルトンは23年の毎日王冠勝ち以降、上がり3位以内の脚を使ったことはゼロ。つまり、瞬発力よりも粘り強さで勝負するタイプだ。
そこで◎はアレグロブリランテ。昨年、この時季に若竹賞、スプリングSで連続②着。皐月賞では沈んだが、前走のグレイトフルSでは③着と、時計、上がりを要する中山が向くタイプだ。
自身最速の上がりがスプリングSでの34秒3。おそらくこのあたりが限界の数字か。
だが、連続開催の今の中山、しかも月曜競馬終了後にかなり雨が降ったから、スローであっても上がりはそう速くならないはず。なら、今度は前走から前進して連対圏に突入する。
【中山12R・4歳上2勝クラス】 H・ドイルの短期免許はこの3日間競馬まで。①②着と手が合うウインレイアーは何とかしたいところだ。
月~金は麻雀、土日はウインズだった学生生活を経て、入社後は編集一筋25年超。2015年春は何と9週連続重賞的中の快記録も達成し、2016年は春東京でGⅠ4連勝も。馬場の傾向、ラップの分析に定評がある。毎週、目黒貴子さんとその週の重賞解説の動画も公開中。