【小倉記念】古豪健在ディープモンスター1F11秒5でしっかり仕上がった
公開日:2025年7月16日 14:00 更新日:2025年7月16日 15:46
7歳のシーズン初戦だったアメリカJCC⑩着から金鯱賞⑤着、エプソムC⑦着となかなか結果は出なかったが、前走のGⅡ目黒記念は13番人気の低評価に反発するように4角15番手から上がり最速の末脚で0秒5差④着。③着マイネルクリソーラに鼻差まで迫ったほどで、超スローペースの上がり勝負にもしっかり対応して、古豪健在をアピールした。
レース後は放牧を挟んで6月27日に帰厩。坂路とCウッドを併用して順調な調整過程だ。1週前はCウッドで新コンビを組む北村友と初コンタクト。僚馬を3馬身追走から直線はパワーあふれる力強いフットワークで半馬身抜けて、好仕上がりをアピールした。
今週はもうやる必要もなく、Cウッドで単走。6F85秒5―37秒5、1F11秒5と時計は平凡でも、道中は集中した走りだったのがいい。ゴールを過ぎてもそのままスピードを緩めずにフィニッシュ。見た目の張り、そしてフットワークの力強さも十分で、しっかりと仕上げた印象だ。
〇…兼武助手は「軽く走れて動きは良かったです。暑い時期ですが、体調面は大丈夫。1週前に北村友騎手に乗ってもらった時も軽く動けていた。58キロを背負うので、できればいい馬場でやりたい。なんとかタイトルを取らせてあげたいですね」と。