【函館2歳S】世代最初の重賞にカイショーなどが登録

公開日:2025年7月14日 14:00 更新日:2025年7月14日 14:00

 函館開催を締めくくるのはGⅢ函館2歳Sだ。世代最初の重賞に15頭が集まった。

 まず取り上げたいのが衝撃のデビューを飾ったカイショー。その新馬戦はハナを取り切った時点で勝負あり。直線に向いても脚色が衰えず、3馬身差の完勝だった。千メートル56秒4は2歳レコードおよび、古馬をも上回るコースレコード。完成度の高さでいえば、一歩も二歩もリードしている。

 前記カイショーに続くのは良血馬マイオウンウェイか。母アウィルアウェイは新馬、ダリア賞と連勝しただけでなく、4歳でシルクロードSを制した。母譲りのスピードを受け継ぎ、阪神千二で行われた新馬戦を快勝。レースセンスの良さも感じる。

 ブラックチャリスも侮れない。牝馬限定戦ながら、1分8秒2は千二の2歳レコード。好位から鮮やかに抜け出した。同じ舞台を経験したという点は大きなアドバンテージになるだろう。

 そこで3馬身差をつけられた②着トウカイマシェリだが、2戦目できっちり勝ち上がった。折り合いもついて落ち着いたパフォーマンスを見せている。

 他にもエスカレイト、クラディスティーナ。さらに道営からはスペシャルチャンスが参戦する。果たして、一番星に輝くのは――。

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