豪州に注目レースが目白押し
公開日:2024年10月17日 14:00 更新日:2024年10月17日 14:00
今秋は4頭が遠征
15日(火)にJRAから、「26日(土)にオーストラリアのムーニーバレー競馬場で行われるGⅠコックスプレートの馬券を発売する」との発表があった。
出走するのはプログノーシスで、発走は26日15時10分(予定)。距離は芝2040メートルだ。
プログノーシスはワープスピードとともに9月29日に成田国際空港から出国。翌日、現地に到着した。
すでに3回もの海外遠征経験があり(いずれも香港)、「輸送中はどっしりとしていた」と清山助手。鞍上はレーンの予定で、19年リスグラシュー以来の勝利となるか。
一方、ワープスピードは19日に行われる芝二千四百メートルのコーフィールドCに出走。すでに枠順が決まっている。
フルゲートは18頭で、補欠馬3頭を含む21頭の枠順が決定。ワープスピードは19番枠だ。補欠馬3頭3、15、11番枠。補欠馬の繰り上がりがなかった場合、16番ゲートから出走することになる。
この後は11月5日のGⅠメルボルンCに転戦。こちらは三千二百メートル戦だから、1度たたいて〝本番〟はこちらか。鞍上は2戦とも菅原明の予定。ちなみに、このワープスピードが出走する2戦の馬券発売は行われない。
また、順番は前後するが、11月2日にローズヒルガーデンズ競馬場で行われるザ・ゴールデンイーグルにも2頭の日本馬が出走する。
京成杯オータムHを制したアスコリピチェーノと、昨年の京王杯2歳Sをレコード勝ちしたコラソンビートで、ともに3歳馬だ。
昨年は日本の3歳馬オオバンブルマイが勝利。①着賞金約5億円を手にした。
アスコリピチェーノの鞍上はモレイラで、コラソンビートは日本にも短期免許で来たことがあるT・ベリー。すでに2頭は14日に成田から出国して、香港経由でシドニーへ。検疫厩舎があるカンタベリーパーク競馬場で調整されている。
19年には前記リスグラシューのほか、メールドグラースがコーフィールドCを制覇。〝ジャパン旋風〟が吹き荒れた。
果たして、この4頭の日本馬は……。来月1、2日には米国のブリーダーズカップも控えているが、今年はオーストラリアの競馬からも目が離せない。