【秋華賞】クイーンズウォークGⅠ取り
公開日:2024年10月8日 14:00 更新日:2024年10月11日 11:11
前哨戦は文句なしのV
クイーンズウォークに注目。
昨年は新馬②着、未勝利①着。今年初戦のクイーンCではじっくりと後方から運んで、最速の末脚を繰り出して初タイトルを獲得した。
川田&中内田厩舎の黄金コンビは昨年、リバティアイランドで牝馬3冠を達成している。それだけに大舞台の走りに期待が高まったのだが……。
桜花賞は中団から進めて直線で内を突いたものの、外からバタバタとかわされ⑧着に敗れてしまった。続くオークスでは前につけ、坂下でいったん先頭に立ったが、切れのある馬に差されて④着まで。結果を残すことができなかった。
秋に巻き返しを目指すことに。そして、前哨戦で好スタートを切る。
ローズSは大逃げする馬がいる展開を中団の位置取り。そのまま4角を回り、直線では残り300メートルあたりからグングンと加速した。まとめて抜き去って、1馬身半差のフィニッシュだ。
レース後は在厩調整。順調に乗られ、先週水曜は川田が手綱を取り、Cウッド6F83秒3―37秒4、1F11秒2。躍動感のある走りを見せた。
「暑さの影響もあってレース後は疲れた様子を見せていたけど、しっかりとケアに努め、今は回復した雰囲気。1週前はしっかり体を動かしてもらい、もうひとつ落ち着いてくれればいいですね。前走は前哨戦の仕上げ。本番に上積みが見込めるように準備を進めていきたいです」(福永助手)
桜の女王、樫の女王を倒して、最後の1冠を掴むことができるか。