【秋華賞1週前】クイーンズウォーク躍動感十分
公開日:2024年10月2日 14:00 更新日:2024年10月4日 11:08
秋華賞1週前追い切りで目立ったのはクイーンズウォーク。
始動戦のローズSを1馬身半差のVゴールを決めてレース後は在厩でケア。今週は川田を背にCウッドへ登場。6F83秒3─37秒4。6Fから15秒台のラップを3つ刻んで最後まで馬なりで11秒9―11秒2でフィニッシュした。状態面、息の入れ方などを確認するような追い切りでも、ラストはとにかく躍動感のある走り。チップを高く跳ねあげて、見た目のパンチもあった、テンションも上がっておらず、馬体のラインもシャープだ。
ローズS③着のセキトバイーストはCウッドで誘導馬を前に見ながら上がり重点のケイコ。ラスト2F標からラップを上げて内から気合をつけて1馬身半先着の6F83秒1―37秒1、1F11秒3。前進気勢があって最後までフットワークは軽快そのもの。1週前としては文句なしだ。
美浦では開門と同時にオークス馬チェルヴィニアがウッドに入った。追い掛ける形でも折り合いを欠くことはなく、8F112秒9と1週前追いは木村厩舎流の長めからの調教。尻上がりにラップは上がり、5F65秒4─37秒0、1F11秒4でフィニッシュ。手前変換でブレた先週と比べて、スムーズな変換でスッと加速して首先着した。馬体に良化の余地は残すものの、先週よりはパンプアップして、上昇気配を感じる。いい形で牝馬3冠最終戦に向けて、調教ステップを刻んでいる。