【スプリンターズS】レース後の談話(ネットオリジナル含む)
公開日:2024年9月30日 14:00 更新日:2024年10月4日 11:08
①着ルガル(西村淳騎手)(勝てて)幸せです。レースのことはホントに覚えていないんです。すいません。レース前で最後に覚えているのはゲートの中。「ヤバいなあ……。出遅れたら怒られる」ってこと。レース後はゴール板過ぎた直後。すぐ泣きました。いろんな感情が出て。その後、かわいがってもらってる坂井騎手にグータッチをしてもらって、うれしかったですね。この仔で一番難しいのはゲート。ゲートを出てくれてからは自分のペースを守ることだけを考えて走らせました。(速いペースでも)不安はなかったですよ。杉山先生や厩舎のスタッフに今まで迷惑をかけてきたので、少しでも恩返しできて良かったです。
(杉山晴調教師) 久々でしたが、装鞍所からしなやかな歩きで、凄い調子が良さそうだな、と感じましたね。レース前にジョッキーと話した時に中山の馬場状態を考えて「スタートを出すだけ」と意見が一致。五分に出たときに〝厩舎としての仕事は終わった〟と。最後は喜びが爆発して声が出ましたけどね(笑)。高松宮記念で1番人気を裏切ってしまったので、スプリンターズSにかける思いは厩舎サイドのみならず、牧場とも連携して頑張ってきました。結果としてGⅠホースの仲間入りをできたことはとてもうれしいことです。これからも強いルガルを送り出せるように頑張っていきたいですね。
②着トウシンマカオ(菅原明騎手) 悔しいですね。状態が凄く良かったし、ペースが速かったのでポジションとしてはよかったと思うんですが、結果的に前をとらえられなかったですね。それでも追ってからはいい反応を見せたし、馬はよく頑張ってくれました。
③着ナムラクレア(横山武騎手) 先行馬が揃ってペースが速くなると思っていたし、ポジション争いも厳しくなると思ってました。その中で位置を取り切れなかったのが敗因のひとつです。理想はトウシンマカオのところでした。勝負どころはスムーズさを重視して外の進路を選択。直線はよく伸びてくれましたよ。内容は良かったんで、あとは結果だけでした。申し訳ないです。
④着ママコチャ(川田騎手) とても具合良く競馬を迎えられましたし、レースでも全力の走りをしてくれて、この馬としてはとてもいい走りができたと思います。
⑤着ウインマーベル(松山騎手) 間隔があいてましたが、返し馬から状態の良さを感じました。スタートが良くて昨年よりも中山千二に対応してくれたと思います。理想は千四という感じはしますが、それでも最後はよく伸びて頑張ってます。
⑥着ビクターザウィナー(モレイラ騎手) ベストは尽くしました。終始、少し緩い馬場を気にしていました。前を走る馬の跳ね返りを避けるために、進路を外に取らざるを得なかったことも影響したと思います。
⑦着サトノレーヴ(レーン騎手) 普通より少しスタートが遅かったんで、理想よりポジションが後ろになりました。ハイペースで、後ろのポジションの馬には勝つのは難しくなりましたね。しまいはしっかり。一生懸命に走ってくれています。
⑧着ピューロマジック(横山典騎手) 頑張っているよ。
⑨着エイシンスポッター(シュタルケ騎手) いい競馬をしてくれました。ラストの1Fは凄く反応が良かったですよ。勝ち馬から離されたわけじゃないし、内容は良かったと思います。
⑩着モズメイメイ(国分恭騎手) 内ラチが欲しかったんで、少し下げる形になりました。ペースが速く、押っ付け押っ付けの形になりましたが、それでも最後まであきらめずに走り切ってくれました。
⑬着ムゲン(ティータン騎手) 全体的にスピードが速かったので、ペースが乱れてしまいました。また、今回は距離が短かかったように感じます。千四~千六だとより力を発揮してくれると思います。