【オールカマー】サリエラ順調1F11秒8
公開日:2024年9月18日 14:00 更新日:2024年9月18日 14:00
美浦では6時開門と同時にサリエラが追い切った。ウッドで前を追い掛ける形で5F65秒4―37秒5。直線で馬体が並ぶとハミを取ってグンと加速し、馬なりながら1F11秒8で首先着だ。騎乗した戸崎は「気持ち良く走らせるイメージ。乗りやすくて順調にきてますね」と感触はいい。
新潟記念を当該週に自重したラーグルフは活気のある走りで状態の良さをアピール。ウッドでテンから行く気を出して、時計になったのは長め6Fから。82秒2―38秒1、1F11秒2を馬なり。追えば10秒台が出ていたほど、併走馬を楽にかわして1馬身先着した。太め感もなく、アクシデントの影響もなさそうだ。
ロバートソンキーは福島のダート戦で1年6カ月ぶりをひとたたき。その後は放牧を挟んで8月27日に帰厩した。坂路で徐々にピッチを上げて、11、15日には4F53秒6―12秒0、52秒5―12秒0をマーク。ビシビシ追われてしまいをまとめている。直前は鞍上を背に4F50秒6―11秒9。テンから飛ばす誘導馬を追い掛けてゴール前はステッキを連打。半馬身遅れたが、最後まで脚色はしっかりしており、これで態勢は整いそうだ。
栗東坂路で軽快な動きを見せたのは宝塚記念⑨着以来になるヤマニンサンパ。2本乗りで開門から30分ほど経過した中、前進気勢を見せて4F53秒8、ラスト2F24秒5―12秒0。抜群の手応えでまだまだ余力を残してこの時計だ。斉藤崇師は「思ったよりも時計が出ましたね。右回りがいい馬なので、夏場は休ませてここを目標に。うまくかみ合えば」と。
アウスヴァールはCウッドで6F84秒4。上がりが優秀でラスト3Fは36秒2なら1F11秒2。まともに追えばまだまだ時計は詰まっていた余韻十分だった。夏は北海道シリーズで2戦使ったが、うまくケアされて疲れ知らず。高いレベルのデキをキープしている。
大阪杯⑮着のキラーアビリティは放牧で英気を養って8月16日に帰厩。イラついた面もなく、いい休養になった印象だ。今週は単走で6F80秒5―36秒7、1F11秒9をマーク。馬体のつくりはいいが、斎藤崇師は「イメージ以上に速くなってしまって。折り合いがちょっと心配かな」と振り返っていた。