【新潟2歳S】頭固けりゃヒモ荒れる!?
公開日:2024年8月20日 14:00 更新日:2024年8月20日 14:00
昨年は18万馬券が飛び出した
昨年はアスコリピチェーノが新潟2歳王者になった。その後は暮れの阪神ジュベナイルフィリーズでGⅠウイナーに輝くと、今春には桜花賞、NHKマイルCで連続②着と世代のトップクラスと激闘を演じることに。
初タイトル獲得となったここには、1・7倍の断トツ人気で東京のデビュー戦を制してから臨んだ。やはり3・7倍の1番人気に推されていた。
道中は中団の前めを手応え良く追走。そのまま直線に入り、残り2F付近でゴーサインが出ると、大きなストライドで力強く伸びた。1馬身差をつけて人気にきっちりと応えている。
②着はスイスイと逃げたショウナンマヌエラが見せ場を十分つくって粘り込み。中京の牝馬限定戦でデビュー勝ちした後で、79・1倍の10番人気とほとんどノーマークだった。③着には6・5倍の4番人気クリーンエアが差してきている。馬単2万3930円、3連単18万1860円のビッグ馬券となった。
実は、新潟2歳Sではこのような“ヒモ荒れ”が目立つ。
15年は3・6倍の1番人気ロードクエストが余力たっぷりに4馬身差の圧勝劇を演じた。②③着は61・2倍の12番人気ウインファビラス、23・0倍の8番人気マコトルーメン。馬単1万7300円、3連単26万1060円をつけた。
18、19年はそれぞれ1→2番人気、1→3番人気で決まり、③着が8番人気といった具合だ。
過去10年間の人気別成績は次の通り。
①②③外
1番人気 4303
2番人気 1144
3番人気 4213
4番人気 1018
5番人気 0109
6~9番人気 01435
10番人気~ 02047
先頭でゴールを駆け抜けたのはすべて4番人気以上。ぜひ頭は人気サイドから選びたい。
6番人気以下は勝ち星こそなくても、7頭が圏内入りしている。②③着には伏兵、穴馬を要チェック。
このパターンで今年も大きな配当を手にできるかも。