【アイビスSD】ウイングレイテスト夏の短距離王へ
公開日:2024年7月23日 14:00 更新日:2024年7月23日 14:00
「今週は単走でサラッと追えば」(畠山師)
ウイングレイテストはブリンカー着用をきっかけに、スワンSで待望の重賞初制覇。そこから本格的に短距離路線へシフトすると、函館スプリントSも好走した。シリーズチャンピオンを目指す陣営に参戦の経緯や中間の様子も聞いた。
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――前走を振り返ってください。
畠山調教師 海外遠征後で反動が出なかったのは何よりだし、初めての千二もまずまず無難にこなせたんじゃないかな。“頑張れ行け”って感じで(前めの)ポジションを取れたから。別定戦で59キロというのはこの先も仕方ないところ。
――手応えは感じられましたか。
畠山師 そういう中で②着をキープ。この路線にも対応できるというレースはしてくれたんで、とりあえず(短距離で)やってみようと。千直になっても流れに乗っていけそうだなという感触をジョッキー(松岡騎手)も掴めたと思う。
――中間の様子は。
畠山師 状態落ちもなくこれてるよ。梅雨の時季で雨が降れば、気温がそこまで上がらない。ここを使う選択肢として、そういった部分も含めたんだ。体質的に油断すると太っちゃうけど、汗もびっしりかいてるから。体重は大きく変わらないかな。
――1週前は松岡騎乗でウッド5F63秒2―35秒6、1F11秒3。
畠山師 前の週の時点でジョッキーから「動き的にもすこぶる順調」という感触を受けたんで、そこそこ時計を出して。併せ馬で前を追いかけて並ぶ間もなく抜いていったし、合格点だね。アイビスサマーダッシュから逆算して戻して、これで3本目。もう今週は単走でサラッと追えば仕上がると思うよ。