【函館記念】前走GⅠ組が妙味あり 意外にも人気薄で好走
公開日:2024年7月10日 14:00 更新日:2024年7月10日 14:00
函館の名物重賞では前走GⅠ組に注目したい。過去10年間で15頭が出走して1勝、②着1回、③着3回。馬券に絡んだ5頭は次の通り。
◇15年
③着ヤマカツエース 7人
◇17年
②着タマモベストプレイ14人
③着ヤマカツライデン7人
◇22年
①着ハヤヤッコ 7人
③着スカーフェイス 4人
意外にも1~3番人気は1頭もおらず、配当的な妙味がある。
22年は7番人気ハヤヤッコが直線入り口で早め先頭に立って、そのまま押し切り。天皇賞・春⑮着から巻き返して芝、ダートで重賞制覇を果たした。そして、③着も大阪杯⑥着以来の4番人気スカーフェイスが追い込んだ。1番人気マイネルウィルトスが②着でも、3連単は7万6970円とおいしい配当に。
17年も14番人気タマモベストプレイが好位追走から②着に食い込むと、7番人気ヤマカツライデンが③着に逃げ粘り。ともに天皇賞・春⑬⑮着からのガラリ一変だった。5番人気ルミナスウォリアーが①着で3連単91万5320円のビッグ馬券となっている。
また、15年はメンバー唯一の3歳馬ヤマカツエースが7番人気で③着。NHKマイルC⑬着から大幅なジャンプアップに成功した。
今年も要チェック。登録馬のうち、前走GⅠ組はキャプテンシー(NHKマイルC⑱着)、サヴォーナ(天皇賞・春⑥着)、チャックネイト(天皇賞・春⑭着)、トップナイフ(菊花賞⑭着)、ハヤヤッコ(大阪杯⑫着)、リカンカブール(大阪杯⑯着)の6頭だ。ぜひ押さえておきたい。