【函館記念】混戦模様のハンデ戦でどの馬にもチャンスあり

公開日:2024年7月8日 14:00 更新日:2024年7月8日 14:00

 函館競馬はいよいよ最終週。土、日で2重賞が組まれている。オーラス日曜はGⅢ函館記念が行われる。サマー2000シリーズ第2戦でもある夏のハンデ重賞。昨年は比較的平穏な決着だったが、前10年で3連単10万超えが6度とハンデ戦らしい波乱の傾向である。

 今年の登録は別掲の20頭。チャックネイトは今年1月のアメリカJCCで重賞初制覇。前走の天皇賞春ではGⅠの壁にはね返されたものの、GⅢの中距離戦なら主役を張れる器だ。そのアメリカJCCが不良馬場でのVと力のいる馬場は苦にしないタイプ。実際、函館での勝ち鞍もあり洋芝は合うだけに重賞2勝目のチャンスだ。

 実績ならハヤヤッコも侮れない。一昨年の勝ち馬で昨年は⑤着とはいえ0秒4差。「函館にくるとカイ食いが良くなる」とは陣営。得意の舞台で復活なるか。

 昨年の菊花賞以来となるトップナイフ。函館は初めてだが、昨夏は札幌記念で古馬相手に②着と好走しており洋芝適性は高い。久々だけに最終追いは要注目も、能力的には十分通用していい。

 他にも巴賞で②着に2馬身差の完勝だったホウオウビスケッツに、中山金杯勝ちのリカンカブールなど。混戦メンバーのハンデ戦で各馬にチャンスがありそうだ。

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